第４章　台帳管理

• 4.1 営業所台帳
• 4.2 班台帳
• 4.3 部門台帳
• 4.4 地区台帳
• 4.5 顧客台帳
• 4.6 銀行台帳
• 4.7 乗務員台帳
• 4.8 従業員台帳
• 4.9 車両台帳
• 4.10 自社口座台帳

4.8 従業員台帳

• 当プログラムは、「給与計算システム」がインストールされている必要があります。

4.8.1 概要

• 従業員台帳を作成します。
• 従業員の新規登録や登録済データの更新および削除の作業を行います。
• 従業員毎の個人情報や給与・賞与データの初期値などを設定します。

4.8.2 従業員台帳に関する仕様

• 登録件数：制限なし。
• 従業員コード：従業員コードを半角7文字以内で入力します。重複不可の必須項目。
• 　F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力できます。
• フリガナ：半角16文字以内で入力します。
• 　F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと選択入力できます。
• 氏名：氏名を全角10（半角20）文字以内で入力します。
• 性別：性別(男・女)を選択します。
• 生年月日：生年月日を「年/月/日」の形式で入力します。
• 給与区分：給与区分を月給・歩合・アルバイト・役員などの中から選択します。
• 給与区分名称は、［初期設定］−［給与計算設定］にて自由に設定できます。
• 営業所：所属する営業所を選択します。
• 班：所属する班を選択します。
• 部門：所属する部門を選択します。
• 雇用保険区分：雇用保険区分を要・不要のいずれか選択します。
• 入社年月日：入社年月日を「年/月/日」の形式で入力します。(必須項目)
• 退職年月日：退職年月日を「年/月/日」の形式で入力します。(就労状況が退職の場合、入力必須項目)
• 就労状況：就労状況を在職・休職・退職・削除のいずれかより選択します。
• 給与支給区分：給与の支給区分を、“現金”、“振込”、“現金･振込併用（振込固定）”、“現金･振込併用（現金固定）” のいずれかより選択します。
• 賞与支給区分：賞与の支給区分を、“現金”、“振込”、“現金･振込併用（振込固定）”、“現金･振込併用（現金固定）” のいずれかより選択します。
• 銀行：銀行を選択します。（給与・賞与支給区分が現金以外の場合のみ入力内容有効）
• 支店：銀行の支店を選択します。（給与・支給区分が現金以外の場合のみ入力内容有効）
• 科目：科目を選択します。普通・当座。（給与・支給区分が現金以外の場合のみ入力内容有効）
• 口座番号：口座番号を半角７文字以内で入力します。（給与・支給区分が現金以外の場合のみ入力内容有効）
• 給与･支給項目：給与･支給項目の初期値を入力します。　−9,999,999〜9,999,999の数値。
• 給与･控除項目：給与･控除項目の初期値を入力します。　−999,999〜999,999の数値。
• 賞与･支給項目：賞与･支給項目の初期値を入力します。　−9,999,999〜9,999,999の数値。
• 賞与･控除項目：賞与･控除項目の初期値を入力します。　−999,999〜999,999の数値。
• 銀行振込：振込金額を入力します。−9,999,999〜9,999,999の数値。
• 給与･賞与支給区分が“現金・振込併用（振込固定）”または“現金･振込併用（現金固定）”の時に入力対象となります。
• 歩合率％：歩合率(%)を入力します。0〜99.9の数値。歩合率(%)を入力します。0〜99.9の数値。
• 税区分：税区分を選択します。甲・乙・不要。
• 本人（障害者〜勤労学生）：所得控除の本人に関する設定をします。　（0=該当なし　1=該当あり）
• 配偶者（一般〜同居特障）：所得控除の配偶者に関する設定をします。　（0=該当なし　1=該当あり）
• 扶養（一般〜同居特障）：所得控除の扶養親族に該当する人数を入力します。　（0〜99）
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• 扶養親族・個人番号（マイナンバー）入力：従業員の扶養親族および個人番号（マイナンバー）の登録・更新を行います。
• 参照）第11章　年末調整システム　11.11 扶養親族登録およびマイナンバー機能

4.8.3 従業員データを新しく登録するには

• 手順１）次のいずれかの方法で、「従業員台帳　入力」画面を表示させます。
• ・[台帳管理]メニュー、[従業員台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[台帳管理]−[従業員台帳]をポイントし[入力]をクリックします。
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• 手順２）入力モードが「更新」モードになっている場合は、次のいずれかの方法で「新規入力」モードにします。
• ・ツールボタンの[新規入力]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[処理]−[新規入力]をクリックします。
• 手順３）従業員の情報を入力します。
• 従業員の扶養親族および個人番号（マイナンバー）の登録・更新に関しては、 第11章　年末調整システム　11.11 扶養親族登録およびマイナンバー機能 を参照して下さい。
• 従業員コード・フリガナにカーソルがある時に、F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押すと「従業員　選択入力」画面が表示され、 既存の従業員データから複製する従業員を選択できます。
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• 手順４）[登録]ボタンをクリックします。
• 手順５）ツールボタンの[処理終了]ボタンまたはメニューバーの[処理]−[終了]をクリックします。 入力したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。

4.8.4 登録済の従業員データを確認または更新するには

• 手順１）次のいずれかの方法で、「従業員台帳　入力」画面を表示させます。
• ・[台帳管理]メニュー、[従業員台帳]の[入力]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[台帳管理]−[従業員台帳]をポイントし[入力]をクリックします。
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• 手順２）既に入力作業の状態でかつ「新規入力」モードになっている場合は、 次のいずれかの方法で「更新」モードにします。
• ・ツールボタンの[更新]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[処理]−[更新]をクリックします。
• 手順３）登録済みの従業員データは、以下のいずれかの方法で呼出し確認します。必要ならば従業員情報を修正します。
• ・従業員コード・フリガナにカーソルがある状態でF4キーまたは[一覧選択]ボタンを押し、 「従業員　選択入力」画面を表示し対象の従業員を選択してデータを確認します。
• ・メニューバーの[従業員]メニューを操作して従業員データを確認します。
• 従業員の扶養親族および個人番号（マイナンバー）の登録・更新に関しては、 第11章　年末調整システム　11.11 扶養親族登録およびマイナンバー機能 を参照して下さい。
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• 手順４）ツールボタンの[処理終了]ボタンまたはメニューバーの[処理]−[終了]をクリックし、 更新処理を終了します。修正したデータの登録は作業終了時に自動的に行われます。

4.8.5 登録済の従業員データを削除するには

• 従業員データを削除する際、 削除の対象となる従業員で計上した売掛および営業データを“振替用従業員”に振り替える必要があります。
• この“振替用従業員”は、［初期設定］メニューの［基本項目］-「従業員振替」タブ内にて設定します。
• よって、従業員データを削除すると、対象となる従業員の売掛データや輸送実績データは、 “振替用従業員”のデータとして置き換えられます。
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• 手順１）従業員台帳の新規入力モードの状態で削除する場合は、現在入力中のデータが削除の対象になります。
• また更新モードの状態では、以下のいずれかの方法で削除したい従業員データを検索します。
• ・従業員コード・フリガナにカーソルがある状態で、 F4キーまたは[一覧選択]ボタンを押し「従業員　選択入力」画面を表示し、削除する従業員データを検索します。
• ・メニューバーの[従業員]メニューを操作して従業員データを確認します。
• 手順２）ツールボタンの[削除]ボタンまたはメニューバーの[編集]- [削除] をクリックします。
• 手順３）削除の確認ダイアログ・ボックスが表示されますので、 現在表示しているデータを削除する場合は［はい］ボタンをクリックします。
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• 手順４）対象データが削除されます。

4.8.6 従業員一覧表を作成するには

• 手順１）次のいずれかの方法で「従業員一覧表出力指示」画面を表示させます。
• ・［台帳管理］メニューの従業員台帳の［一覧表］ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[台帳管理]-[従業員台帳]をポイントし、[一覧表]をクリックします。
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• 「従業員台帳入力」画面上からは、
• ・ツールボタンの［印刷］ボタンを押します。
• ・メニューバーの［処理］-［従業員台帳の印刷］をクリックします。
• ・メニューバーの［表示］-［一覧表］をクリックします。
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• 手順２）従業員範囲の前半（開始）をコード・フリガナのいずれかで指定します。
• 手順３）従業員範囲の後半（終了）をコード・フリガナのいずれかで指定します。
• 手順４）手順２・３で指定した従業員範囲を、コード・フリガナのいずれかで検索するかを選択します。 ここでの指定は出力時の並び順にも関連しています。
• 手順５）帳票スタイルを「簡易様式」または「詳細様式」のいずれか選択します。
• 手順６）出力先を画面表示またはプリンタのいずれか選択します。
• 出力先にプリンタを選択した場合には、プリンタの指定および用紙等の設定を行います。
• また、印刷を実行する前に出力内容を確認する場合には、ツールボタンの[印刷プレビュー]ボタンをクリックし、 印刷内容をプレビューすることができます。
• 手順７）［出力］ボタンをクリックします。
• 以上で、従業員一覧表が画面またはプリンタに出力されます。
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• 【従業員一覧表　簡易様式】
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• 【従業員一覧表　詳細様式】
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• 表示内容を印刷するには
• ・ツールボタンの[印刷]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[処理]−[印刷]をクリックします。
• あらかじめ、メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックし、プリンタおよび用紙の設定内容を確認します。
• 必要であれば設定内容を変更します。また、プリンタも印刷可の状態になっているか確認します。
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• 印刷内容をプレビューするには
• ・ツールボタンの[プレビュー]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[処理]−[印刷プレビュー]をクリックします。
• あらかじめ、メニューバーの[処理]−[ページ設定]をクリックし、プリンタおよび用紙の設定内容を確認します。
• 必要であれば設定内容を変更します。
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• 印刷内容をテキスト・ファイル出力するには
• ・ツールボタンの[テキスト]ボタンをクリックします。
• ・メニューバーの[処理]−[テキストファイルに出力]をクリックします。
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• 出力データの順序を変更するには
• ・メニューバーの［昇順］-［従業員コード］をクリックします。
• ・メニューバーの［昇順］-［フリガナ］をクリックします。
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• 従業員台帳の最新内容を表示するには　＜ＬＡＮ対応版＞
• ・メニューバーの［表示］-［最新の内容を表示］をクリックします。
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• 項目幅を標準に戻すには
• ・メニューバーの[表示]−[標準レイアウトに戻す]をクリックします。

• 4.1 営業所台帳
• 4.2 班台帳
• 4.3 部門台帳
• 4.4 地区台帳
• 4.5 顧客台帳
• 4.6 銀行台帳
• 4.7 乗務員台帳
• 4.8 従業員台帳
• 4.9 車両台帳
• 4.10 自社口座台帳

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