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土佐方言・土佐弁
高知県中西部・中土佐町周辺の方言
高知県の
方言
(
土佐弁
、
土佐方言
、
高知弁
)に関するページです。
高知県の中でも、特に
中土佐町
およびその周辺地域で用いられている方言について、方言と標準語の対比や文例を掲載しています。
同じ高知県内でも、東部、中部、西部では方言(土佐弁)に微妙な違いがあったり、それぞれの地域固有の方言が存在したりしています。
『
<土佐ことば>は土佐人が、長い歴史を経て独自に創りあげてきた優れた言葉であり、 <方言>という括りでは括りきれない、豊かさを持つ高度の言語である。
』 ※参考文献1]「
土佐ことば 優れた独特の言語 (決定版! 〈土佐ことば〉入門)
」(著者:吉川義一、発行所:株式会社南の風社)より抜粋
参考文献2]
土佐ことば辞典 増補(著者:吉川義一、発行所:株式会社南の風社)
参考文献3]「中土佐町史料(平成22年3月発行)」(発行者:中土佐町教育委員会)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
あ行・土佐方言
( )内は標準語
あい
(鮎)
あいた
(明日)
あいだには
(常日頃は)
あいちょる
(空いている)
あの席は
あいちょり
ますか?(あの席は空いていますか?)
あいまち
(過ち、怪我)
あいまち
したらいかんき、やめちょき。(過ちしたらいけないので、止めておきなさい。)
あえくる
(もてあそび気味に可愛がる)
猫をあんまり
あえくりよったら
咬まれるぞね。(猫をあまりに可愛がり過ぎると咬まれますよ。)
あげる
(食べた物を吐く、嘔吐する)
酒を飲み過ぎて
あげちょった
。(酒を飲み過ぎて、食べた物を吐いていた。)
あし
、
あて
、
あてい
(私)
あとへはう
(「後へ這う」で、不利益を被る、損をする、採算が取れない。)
あんな高い農機具を買いよったら
あとへはう
ぜよ。(あんな高い農機具を購入してたら、採算が取れないと思う。)
あっぽろけ
(驚きの表現の一種[陽気に、ふざけ気味に使う])
あらき
(間隔、差)
杭は、1m程度の
あらき
で打ち込んぢょいて。(杭は、1m程度の間隔で打ち込んでおいてください。)
朝一投目から大物釣りあげたかよ。
あらき
とられたね〜。(朝一投目から大物釣りあげたね。差をつけられたね〜。)
あらく
(間隔があく、差がつく)
1番の選手と2番の選手の間は、100mばあ
あらいた
ね。(1番の選手と2番の選手の間は、100m程度間隔があいたね。)
あらける
(間隔をあける、差をつける)
選手は、約30cm
あらけて
横一列に並んで。(選手は、約30cmの間隔をあけて並んで。)
いうてくる
(体のある部分が影響を受ける)
急な山道を登ったき、脹ら脛(ふくらはぎ)に
いうてきちゅう
。(急な山道を登ったので、脹ら脛が影響を受けている。)
いえる
、
いえる
(重語で、相手の話に相槌を打って同意)
いかん
(駄目)
遊泳禁止区域で、泳いだら
いかん
。(遊泳禁止区域で、泳ぐのは駄目です。)
いきしに
(
いきしなに
)(行き掛けに、行く途中に)
荷物は、
いきしに
渡してきた方がえい。(荷物は、行き掛けに渡してきた方が良い。)
いける
(埋める)
腐った野菜は、畑の隅に
いけちょき
や。(腐った野菜は、畑の隅に埋めておきなさい。)
いごっそう
(頑固者、偏屈者)
親父は、昔から
いごっそう
やき。(親父は、昔から頑固者ですので。)
いざる
(いらっしゃる、坐す)
さっきまで、そこに
いざり
よったが、おらんかよ。(先程まで、そこに座っていたが、居ないですか。)
いそしい
(まめな、勤勉な、忠実な)
隣の嫁さんが、
いそしい
き助かるね。(隣の奥さんが、まめに動いてくれるので助かるね。)
いちがいな
(言い出したら聞かない、頑固な)
いちがいな
男よねや、今でなくてもかまんのに。(言い出したら聞かない男ですね、今でなくてもいいのに。)
いっさんに
(一度に、一遍に)
隠れていたヤマドリが、
いっさんに
飛んだ。(隠れていたヤマドリが、一度に飛んだ。)
いっちゅう
(行っている)
川へ
いっちゅう
き、もんてくるまで、待っちょりや。(川へ行っているので、帰ってくるまで、待っていてください。)
いっつも
(いつも、常に)
あのおんちゃんは、
いっつも
おんなじ事いいゆう。(あのおじさんは、いつも同じ事を言っている。)
いっぺん
(一度)
名の知れた酒やき、
いっぺん
は飲んだ方がえい。(名の知れた酒なので、一度は飲んだ方が良い。)
〜いで
(〜しなくて)
時合いが良いのに、釣れ
いで
たまるか。(時合いが良いのに、釣れないのはおかしい。)
いながら
(そのままの状態で、突然に)
この果物は、
いながら
食べれるぞね。(この果物は、そのままの状態で食べることができますよ。)
ゲームに負けたき、
いながら
帰ってしもうた。(ゲームに負けたので、突然帰ってしまった。)
いなさい
(居りなさい、留まりなさい)
此処に
いなさい
よ、帰ったらいかんぞね。(此処に居りなさいよ、帰ったら駄目ですよ。)
いにしだ
(帰る際に)
仕事が終わって
いにしだ
、渡したいもんがあるき、寄ってや。(仕事が終わって帰る際に、渡したい物があるので、立ち寄ってください。)
いにたい
(帰りたい)
終了予定の時間も過ぎたから、
いにたい
人が多い。(終了予定の時間も過ぎたから、帰りたい人が多い。)
いにや
(帰りなさい)
暗ろうなったき、もう
いにや
。(暗くなったから、もう帰りなさい。)
いぬる
(帰る)
もう
いぬる
かよ、もっとおっていきや。(もう帰りますか、まだ暫く居てください。)
いびる
(からかう)
いやっちや
(あらまぁ)
いやっちや
、あてより若いかよ。(あらまあ、私より若いですか。)
いやる
(穴などが埋まる、傷口が治る)
足の傷口が、
いやって
きた。(足の傷口が、治ってきた。)
いら
(毛虫。毛や棘が生えている蝶・蛾の幼虫。)
いられ
(せっかち、事を急く人)
あの人は
いられ
やき、はようしちゃりや。(あの人はせっかちなので、早くしてあげてください。)
いろいろかいろ
(色々と、さまざまに(自嘲気味))
休みの日にゃあ、
いろいろかいろ
やりゆう。(休みの日には、色々な事をやっています。)
いんだ
(帰った)
兄さんは、いんま
いんだ
ぜ。(兄さんは、先程帰ったよ。)
いんま
(先程)
通行止めは、
いんま
解除された。(通行止めは、先程解除された。)
うぐゆす
(鶯[うぐいす])
うげる
(触れ回る、騒ぐ、言い張る)
大学に通ったと、
うげ
まわりゆう。(大学に合格したと、皆に触れ回っている。)
うそこけ
(嘘をいいなさんな)
うそこけ
、その本は俺がこうたがぞ。(嘘をいいなさんな、その本は私が買ったものですよ。)
うだく
(抱く)
かわいらしい子やね、あてにも
うだかし
てや。(可愛いお子さんですね。あたしにも抱かして頂戴。)
うつぶく
(下を向く)
恥ずかしいのやろうか、
うつぶきこんだ
ままや。(恥ずかしいのでしょうか、下を向いたままです。)
うど
(穴、洞穴)
うどむ
(騒ぐ、やかましい)
うね
(尾根)
うまえる
(熱い湯を水でぬるくする。濃い味を薄くする。)
風呂の湯が熱いかも知れんき
うまえて
入りや。(風呂の湯が熱いかも知れないので、水を足して入るように。)
うるこ
(鱗[うろこ])
うるさい
(体調が悪い[耳障りなの意とは別に]、不快感)
二日酔いで、
うるさそう
やね。(二日酔いで、体調が悪そうやね。)
うろ
(穴、洞穴)
うわく
、
うわこ
(つり銭)
うんと
(大いに、大層、たくさん)
試験に合格したき、
うんと
褒めちゃって。(試験に合格したので、大いに褒めてあげて。)
えい
(良い、OK、構わない、必要ない等複数の意味で使用される。)
えい
事ゆうちゃおき、こっちへきてんや。(良い事を言ってあげるから、此方に来てごらん。)
投資の話は、僕は
えい
き。(投資の話は、僕は必要ありません。)
えいろう
(良いでしょう)
このジャケット、
えいろう
。(このジャケット、良いでしょう。)
えせ
(以下に続く言動を自己反省する時に使用)
こんな服を
えせ
買うたと反省しゆう。(こんな服をなんで買ったのか、買うのではなかったと反省しています。)
えっぽど
(余程)
えっぽど
途中で帰ろうかとおもおたが、最後までおった。(余程途中で帰ろうかと思ったが、最後まで居た。)
えてがわりい
(都合が悪い)
いっつも、
えてがわりい
時にゃ、逃げゆう。(いつも、都合が悪い時は、逃げている。)
えらいて
(地位の高い人)
あの人は
えらいて
やき、手の汚れるような事はせん。(あの人は地位が高いので、自分の手が汚れるような事はしない。)
おいさがし
(乱雑)
おいさがし
な男よねや、こんなに汚して。(乱雑な男ですね、こんなに汚して。)
おいとう
(従兄弟)
おいよー
(あらっ、あぁ)
おうせ
(ください、おくれ)
あてにも、蜜柑
おうせ
や。(私にも、蜜柑ください。)
おうの
、
おーの
(嘆きの感動詞)
おうの
、だれたちや。(あーあ、疲れたよ。)
おおごと
(大変な事)
おおごと
な事になっちゅう、助けてや。(大変な事になっている、助けてください。)
おおぞんまくる
(賭け事などで大損をする)
株で
おおぞんまくった
。(株式取引で大損をした。)
おきゃく
(宴会)
昔は、各地区で神祭などのおりに、
おきゃく
をしよった。(昔は、各地区で神祭などの時に、宴会をしていた。)
おじる
、
おぢる
(怖がる)
蛇をこじゃんと
おじて
、別の道を帰りゆう。(蛇を大層怖がって、別の道を帰っている。)
おせ
(年長)
おっこう
(面倒くさい)
おっこう
な事ゆう子ねや、たったそればあの傷で。(大袈裟な事を言う子ですね、僅かその程度の傷で。)
おっさん
(お父さん)
おっとろしや
(あら、まあ。驚嘆の様子。)
おとどい
(兄弟)
あの二人は
おとどい
や。(あの二人は兄弟です。)
おとどしい
(お久し振り、ご無沙汰)
おどろかし
(案山子)
おとろしい
(恐ろしい)
あんまり泣きよったら、
おとろしい
もんがくるぞね。(あまり泣いていたら、恐ろしいものが来ますよ。)
おなん
(お母さん)
おまさん
(あなた)
おまん
(あんた)
おもる
(体重をかける、重さを加える)
そんなに
おもった
ら、箱が潰れるが。(そんなに体重をかけたら、箱が潰れます。)
およけない
(気持ちが悪い、不快)
ミミズがどっさりおるき、
およけない
。(ミミズが沢山いて、気持ちが悪い。)
おりようがない
(極端な疲労感で自分の身体を思うように動かせない様子)
昨日の慣れん山仕事で、今日は身体の節々が痛く
おりようがない
。(昨日の慣れない山仕事のせいで、今日は身体の節々が痛く普段のように自由に動かせない。)
おんしゃ
、
おんしゃあ
(お前)
おんだ
、
おんら
、
おいやあ
(僕、私)
おんちゃん
(おじさん)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
か行・土佐方言
( )内は標準語
〜が
(文中で人や物を指す代名詞、又は語尾にて疑問文)
あんな
が
と一緒くたにすなや。(あんな人と一緒にしないで。)
学校から帰りゆう
が
?(学校から帰っているところですか?)
がいな
(気が強い、気性が荒い)
がいな
おなごよねや。(気が強い女性ですね。)
かえっちゅうがか
(帰っていたのですか)
はや、
かえっちゅうがか
?(もう、帰っていたのですか?)
かきつく
(がむしゃらにしがみつく)
犬に追わえられた猫が、おらに
かきついて
きた。(犬に追われた猫が、俺にがむしゃらにしがみついてきた。)
かく
(持ち上げて運ぶ)
この荷物は重いき、そっちを
かいて
や。(この荷物は重いので、そちらを持ち上げて一緒に運んでください。)
かざる
(臭う、臭いがする)
魚を料ったばっかりやき、まだ
かざり
ゆう。(魚を料理した直後なので、まだ臭いがしている。)
かたいで
(担いで)
その荷物は重いき、肩に
かたいで
帰りや。(その荷物は重いので、肩に担いで帰ってください。)
かたがえい
(格好いい)
あの投げ方は、
かたがえい
ねや。(あの投げ方は、格好いいね。)
かたけ
(何もかも、など)
〜がちがう
(強調の意で使う)
この鉈(なた)は、切れる
がちがう
。(この鉈は、大変良く切れる。)
かつえる
(餓える)
朝から何も食わず
かつえちょった
。(朝から何も食べず、餓えていた。)
かな
(鉋[かんな])
かなう
(自由に動く)
右手が
かなわん
ようになったき、しょう不便なよ。(右手が自由に動かせなくなったので、非常に不便です。)
がに
(蟹)
かべ
(黴[かび])
かまえる
(用意・準備する,標準語の構えるとは別意味)
今から釣りに行くき、
かまえて
きいや。(今から釣りに行くので、準備して来てください。)
料理を
かまえた
き、皆上がってや。(料理を用意したので、皆さんお上がり下さい。)
かまがきれる
(問題解決能力が高い)
今度の担当は、
鎌が切れる
人やね。(今度の担当は、問題解決能力の高い人ですね。)
かまがきれん
(問題解決能力が低い)
前任者は、
鎌が切れん
かった。(前任者は、問題解決能力が低かった。)
かまん
(構わない、気にしなくても良い)
僕のことは
かまん
き、先にいっちょいて。(僕の事は構わないので、先に行っておいて。)
〜かや
(〜ですか?)
去年から有った
かや
?知らざった。(去年から有りましたか?知らなかった。)
〜がやき
(〜なのですよ)
自転車で帰る
がやき
、遅うなるぞね。(自転車で帰るので、遅くなるよ。)
〜がやに
(〜なのに)
天気予報は晴れやった
がやに
、雨や。(天気予報は晴れだったのに、雨や。)
かやる
(倒れる、転ぶ、こける)
学校の帰りに
かやって
怪我をしたと。(学校の帰りに転んで怪我をしたそうです。)
〜かよ
(〜しませんか?、〜でしたか。)
鮎を釣りにいかん
かよ
。(鮎を釣りに行きませんか?)
そう
かよ
。やっぱり、波があったかえ。(そうでしたか。やはり、波がありましたか。)
かるうて
(背負って)
荷物を
かるうて
川を渡る。(荷物を背負って川を渡る。)
かんた
(シーボルトミミズのことで、濃紺色の日本産大型ミミズ。)
かんたろう
(シーボルトミミズのことで、濃紺色の日本産大型ミミズ。)
かんちょろ
(カンテラ[旅行用の石油ランプ])
〜き
(〜ので、〜から)
川の水が少ない
き
、泳げん。(川の水が少ないので、泳げない。)
きいや
(来て下さい。おいで。)
きおう
(急ぐ、急く)
えらい
きおう
て、何処へ行きゆうぜよ。(大急ぎで、何処へ行こうとしていますか。)
きこんのかは
(どうでもよい)
きちゅう
(来ている[現在完了])
次の人が、はや
きちゅう
ね。(次の人が、早速来ているね。)
ぎっちり
(頻繁に、常に、いつも)
こないだから
ぎっちり
歌いゆう。(先日から頻繁に歌っています。)
きとうせ
(来てください)
今日はえらいてがおらんき、明日また
きとうせ
。(今日は責任者が居ないので、明日また来てください。)
〜きに
(〜なので)
朝が早い
きに
、たまらんねー。(朝が早いので、大変ですねー。)
きの
(杵[きね])
きび
(玉蜀黍[とうもろこし])
きもがすわっちゅう
(物事に動じない)
あの男は
肝が据わっちゅう
き、あればあのことじゃ何ともないぜ。(あの男は物事に動じないので、あの程度の事では何ともないです。)
きゆう
(来ている[現在進行])
会社へ、既に来ちゅう人と、今
来ゆう
人がいるき。(会社へ、既に来てしまっている人と、今来ている途中の人がいるので。)
きりぶさ
(踵[かかと])
きりめくさい
(煙臭い、煙たい)
ぐじ
(不平・不満)
ぐじぐじ
([不平・不満を]執拗に)
くじくり
(不平不満、文句、苦情を執拗に話す人)
くじくる
(不平不満、文句、苦情を執拗に話す)
ぐじくる
(不平不満、文句、苦情を執拗に話す)
あの人は何やっても
ぐじくる
き、もうなんちゃーやらん。 (あの人は何かあげても常に文句を言うので、もう何もあげない。)
ぐじる
(不平不満、文句、苦情を頻繁に話す)
くすべる
(燻す[いぶす])
くつろぐ
(一安心、胸をなで下ろす)
娘が嫁に行って、
くつろいだ
。(娘が嫁に行って、一安心です。)
くべる
(焚き火の中に薪や柴を足す)
火が消えそうやき、薪をもっと
くべちょいて
。(火が消えそうなので、薪をさらに足しておいて。)
ぐも
(蜘蛛)
くらがり
(暗闇)
闇夜やき、
くらがり
で帰らにゃいかん。(闇夜なので、暗闇の中を帰らないといけない。)
くるめる
(片付ける
もう暖こうなったき、石油ストーブは
くるめちょき
や。(もう暖かくなったので、石油ストーブは片付けておきなさい。)
くわれる
(咬まれる、刺される)
ムカデに
くわれた
。(ムカデに咬まれた。)
蜂に
くわれた
。(蜂に刺された。)
けつまげる
(躓く[つまづく])
そんな踵の高い靴はきよったら、
けつまげる
ぞね。(そんな踵の高い靴をはいていたら、躓(つまず)きますよ。)
けに
(から)
げに
(実に、実は)
げに
まっこと広い海やね。(実に本当に広い海ですね。)
げに
、もんちょったがぜ。(実は、帰っていたのです。)
げにまっこと
(実に本当に[強調])
ハメが何匹も出てきて、
げにまっこと
、おとろしかったぞね。(蝮が何匹も出てきて、実に本当に、怖かったですよ。)
けぶる
(瞞着する、誤魔化す、騙す)
〜けんど
(文の終わりに付けて反対・対立・反論の意で)
雨は止んだ
けんど
、まだ安心できん。(雨は止んだが、まだ安心できない。)
けんじょうにくる
(肩上まで凝ってしまう)
あんまり慣れん仕事をしよったら、
けんじょうにくる
ぞね。(あまり慣れない仕事をしていたら、肩上まで凝りますよ。)
けんな
(山などの傾斜が急な状態)
険な
山やき、気をつけて登りや。(急峻な山なので、気をつけて登ってください。)
けんまい
(細かい)
そんな
けんまい
事言いよったら、話しがまとまらんき。(そんな細かい事を言っていたら、話しが纏まらないので。)
こいと
(これ)
こうてくる
(買ってくる)
魚があったら
こうてきてや
。(魚があれば買ってきてください。)
こうべる
(洒落ること)
こかす
(落とす)
カメラを自転車の籠から
こかした
。(カメラを自転車の籠から落とした。)
ごくどう
(ずぼらな性格の人、まめでない人)
あの人は
ごくどう
やき、なかなか動いてくれん。(あの人はまめでないので、なかなか動いてはくれない。)
こじゃんと
、
こじゃんとう
(とても、かなり[強調語])
夕べは、
こじゃんと
飲んだ。(昨夜は、かなり飲んだ。)
こたう
(弱る)
こたえかす
(打つ、叩く)
こたかす
(打つ、叩く)
あんまり、えらそう言いよったら、
こたかす
ぞ。(あまり、生意気な事言っていたら、叩くぞ。)
こたやかす
(打つ、叩く)
あの干物をくわえた猫、捕まえて
こたやかし
ちょいて。(あの干物をくわえた猫、捕まえて叩いておいて。)
ごつとい
(毎に)
こっとり
(急に、突然)
昨日まであんなに丈夫やったに、
こっとり
みてたと。 (昨日まであんなに元気でしたが、突然亡くなったそうです。)
こっぽり
(全て、全体)
ごっぽり
(全て、全体)
畑に残っていた生姜を
ごっぽり
持って帰った。(畑に残っていた生姜を全て持って帰った。)
ことう
(酷い目にあう、疲れる、疲労する)
ことうた
(酷い目にあった、大変な目に遭う、疲れた)
土砂降りの雨で、
ことうた
。(土砂降りの雨で、酷い目にあった。)
ことうたちや
(酷い目にあったよ、大変な目に遭ったよ、疲労困憊したよ)
ことうたね
、
ことうたねえ
(酷い目にあったね、大変な目に遭ったね)
ことうちゅう
(心身共に疲れてやつれている様子)
随分
ことうちゅう
が、無理しなよ。(随分やつれて見えるが、無理しないように。)
ごとごと
(ゆっくり)
ごとごと
いにや。(ゆっくり帰ってください。)
このいに
(このように)
こばん
(鳥籠)
こびりつく
(焼きつく)
映画のあのシーンが頭に
こびりついちゅう
。(映画のあのシーンが頭に焼き付いている。)
こぶる
(川の浅瀬などを膝から下濡れながら渡る動作)
川の瀬を
こぶって
きたき、長靴へ水が入った。(川の瀬を濡れながら渡ってきたので、長靴に水が入った。)
ごま
(独楽[こま])
こまい
(小さい)
こもうになって
(小さくなって)
こやらい
(養育)
こやらい
が終わったき、くつろいだ。(子供の養育が済んだので、一安心です。)
こん
(来ない)
まだ
こん
が、どうしゆうがやろう。(まだ来ないが、どうしているのでしょう。)
こんまい
(小さい)
こんな
こんまい
魚は、にがいちゃりや。(このような小さな魚は、逃がしてあげなさいや。)
こんまい
子(子供)
こわいことで
(もう少しで、危うく、済んでのことで)
こわいもん
(もう少しで、危うく、済んでのことで)
こわいもん
大怪我をするところやった。(危うく、大怪我をするところでした。)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
さ行・土佐方言
( )内は標準語
さあ
(竿)
さげる
(下痢、腹下し)
昨日から腹を
さげゆう
。(昨日から下痢をしている。)
さしぼくり
(足駄[あしだ])
〜ざった
(〜しなかった)
待ちよったけんど、こ
ざった
ね。(待っていたけれども、来なかったね。)
ざっとした
(粗雑な)
あの男は、やる事が
ざっとしちゅう
。(あの男は、やる事が粗雑である。)
さどい
(すばしこい、すばしっこい、動作が機敏な様子)
なかなか
さどい
猫やね、もう見えん。(なかなかすばしっこい猫ですね、もう見当たらない。)
ざまな
(大きい、太い)
あの話は、
ざまな
嘘や。(あの話は、大嘘や。)
さらばえる
、
さらえる
(残らず取り除く、残らず掻き集める)
各皿鉢の料理を
さらばえて
きてや。(各皿鉢の料理を残らず掻き集めてきてください。)
ざんじ
(直ぐに、早急に)
料理が足らんき、
ざんじ
持ってきてや。(料理が足りないので、早急に持ってきて下さい。)
さんにかからん
(役に立たない、問題にならない、基準に足りない)
さんにかからん
ばあ、みぞい。(役に立たないくらい短い。)
しいや
(しなさい)
さっさと
しいや
、人が待ちゆうき。(素早くしなさい、人が待っているので。)
しおい
、
しよい
、
しいよい
、
しんよい
(簡単)
試験問題は、
しよかった
ね。(試験問題は、簡単だったね。)
しかべる
(始末する、片付ける)
じこじこ
(じわじわ、次第に)
〜しだ
(〜の際、〜の時)
夕べは、寝
しだ
に本を読んだぜ。(夕べは、寝る時に本を読んだよ。)
しっちゅう
(知っている)
その事は、本で読んで
しっちゅう
。(その事は、本で読んで知っています。)
しでる
(いじめる、殴る、苦しめる)
それ程
しでた
らいかん。(それ程いじめたら駄目です。)
しでまくる
(徹底的にいじめる、殴る、苦しめる)
犬が猫を、
しでまくり
ゆう。(犬が猫を、徹底的にいじめている。)
しとうせ
(して下さい
早く
しとうせ
、後がつかえちゅうき。(早くしてください、後に並んでいますので。)
しとうない
(〜したくない)
山越えは
しとうない
き、迂回路で行く。(山越えはしたくないので、迂回路で行く。)
しのべる
(始末する、片付ける)
遊んだオモチャは、後で
しのべちょき
よ。(遊んだオモチャは、後で片付けておきなさいよ。)
しまかに
(コツコツと地道に)
磯の風裏で、
しまかに
釣りよったき。(磯の風裏で、コツコツと地道に釣っていたよ。)
しもうた
(しまった)
しもうた
、もっと早く帰ってくれば良かった。(しまった、もう少し早く帰ってくれば良かった。)
しゃける
(叫ぶ、泣き叫ぶ)
しゃけぶ
(叫ぶ、泣き叫ぶ)
しゃっち
(必ずしも、どうしても)
飲み会に誘われても、
しゃっち
全部出るにようばん。(飲み会に誘われても、必ずしも全てに参加する必要はない。)
しやり
(実に)
しよい
(造作ない、簡単)
自転車であの坂を上るのは
しーよい
。(自転車であの坂を上るのは簡単。)
しょう
(実に、とても、非常に[強調語])
この鎌は、
しょう
切れる。(この鎌は、本当に良く切れる。)
この間は、
しょう
ひやかったね。(この間は、本当に寒かったね。)
しょうえい
(非常に良い)
しょうまっこと
(実に本当に[強調語])
しらんなる
(意識が無くなる)
崖から落ちて
しらん
なっちょったと。(崖から落ちて、意識が無くなっていたそうです。)
しわい
(しぶとい、粘り強い、強情な)
釣れんに、まだやりゆうかよ、なかなか
しわい
ね。(釣れないのに、まだやっていますか、なかなか粘り強いね。)
しんき
(真っ新、未使用の状態)
車がちゃがまったき、もう
しんき
に変えようかと思いゆう。(車が故障したので、この際、新車にしようかと思っています。)
じんま
(おじいさん)
〜すえる
(「やりすえる」などのように語尾につけ強調)
途中で車がちゃがまって、やり
すえられた
よ。(途中で車が故障して、非常に困らされたよ。)
すがきいちゅう
(機転が利く)
あの子は、なかなか
酢が効いいちゅう
。(あの子は、なかなか機転が利く。)
すがたりん
(機転が利かない)
あの男は、
酢が足りん
。(あの男は、機転が利かない。)
すくれる
(手足などの筋肉が張る)
急に山登りしたき、脚が
すくれちゅう
。(急に山登りしたので、脚の筋肉が張っている。)
すぢ
(無益)
すっと
(今すぐに)
この計算は、
すっと
できる。(この計算は、今すぐにできる。)
ずつない
(情けない、辛い)
おーの、また行かないかん、
ずつない
よ。(おーの、また行かないといけない、情けないです。)
すね[脛]
(ひざ[膝]、膝小僧)
ずびこむ
(潜り込む)
昨夜は冷やかったので、布団に
ずびこんで
寝た。(昨夜は寒かったので、布団に潜り込んで寝た。)
ずびでる
(這いずり出る)
ずるうない
(簡単ではない、骨が折れる)
この坂を自転車で登るのは、
ずるうない
。(この坂を自転車で登るのは、骨が折れる。)
するばち
(すり鉢)
せきたん
(石油)
せくる
(子供が泣きじゃくる際の動作。参考)
ひせくる
)
せくる
(食べ物を吐き出す時に見られる、しゃくりあげるような動作)
せっばい
(大層)
せばい
(狭い)
あの林道は
せばい
き、車は通らん。(あの林道は道幅が狭いので、車は通れない。)
せび
(蝉[せみ])
〜ぜよ
(確定の意を表す副詞)
おまんが、あんまりゆうから帰ってきた
ぜよ
。(貴方が、しつこく言うから帰ってきましたよ。)
〜せんづく
(〜しないで)
練習
せんづく
、大会には出れん。(練習しないで、大会には出られない。)
せんば
(十能[じゅうのう])
〜ぞ
(〜だろうか?)
真っ黒いもんが走りゆうが、ありゃ何
ぞ
?(真っ黒いものが走っているが、あれは何でしょうか?)
ぞうくそがわりい
(このままでは納得できない)
パチンコに負けて、
ぞうくそがわりい
き、もう一回行ってくる。(パチンコに負けて、このままでは納得できないので、もう一回行ってくる。)
そぐ
(斜めに切る)
そそくり
(慌て者)
そそくり
のやったことやき、見直さないかん。(慌て者のやったことなので、見直さないといけない。)
そばえる
(騒ぎまくる、おどける)
部屋の中で
そばえた
らいかん。(部屋の中で騒いだら駄目です。)
〜ぞね
(〜だろうね?)
山の上に白いもんが見えゆうが、ありゃ何
ぞね
?(山の上に白いものが見えているが、あれは何でしょうか?)
ぞぶる
(あしざまに言う)
それこし
(それこそ。間違いなく)
ぞんがい
(思いの外〜できない)
実地試験は、
ぞんがい
難しかった。(実地試験は、思いの外難しかった。)
そればあ
(その程度)
僕でも、
そればあ
のこたあ分かる。(僕でも、その程度の事は分かる。)
そんじょそこらの
(その辺の一般的な)
あの店の鰹のタタキは、
そんじょそこらの
タタキとは比べもんにならん。(あの店の鰹のタタキは、その辺の一般的なタタキとは比較にならない。)
ぞんぞんする
(寒気がする)
風邪をひいたがやろうか?
ぞんぞん
するき。(風邪をひいたのでしょうか?寒気がします。)
そんで
(それで)
なるほど、
そんで
どうなった?(なるほど、それでどうなった?)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
た行・土佐方言
( )内は標準語
だいこ
(大根)
たいそい
(気が進まない、辛い)
また初めからやり直すのは、
たいそい
ね。(また初めからやり直すのは、辛いね。)
たいて
(非常に、かなり)
たいて
粘りよったが、諦めたかよ。(かなり粘っていたが、諦めましたか。)
たかぁ
(どうも、とても、実に)
たかぁ
、情けない話やね。(実に、情けない話ですね。)
たかで
(非常に、全く、本当に)
この前は、
たかで
困っちょったのう。(この前は、本当に困っていましたね。)
たがやかす
(耕す、耕作する)
春になって、田んぼを
たがやかす
。(春になって、田んぼを耕す。)
だきな
(だらしない、雑な)
だきな
性格やき、整理整頓ができない。(だらしない性格なので、整理整頓ができない。)
たくばう
(大事に残しておく)
好物の煎餅を
たくばう
。(好物の煎餅を大事に残す。)
たくばえる
(蓄える)
サツマイモを壕に
たくばえちゅう
。(サツマイモを壕に蓄えている。)
〜たくる
(「塗りたくる」などのように語尾につけ強調)
たごる
(咳をする)
えらい
たごりゆう
ね、大丈夫かよ。(頻りに咳をしているね、大丈夫ですか。)
たすけ
(襷[たすき])
たすこい
(頼りない、薄味)
たつ
(戸や障子を閉める)
冷やいき、そこの障子を
たっちょいて
。(寒いので、そこの障子を閉めておいて。)
たつくる
(畑などをかき回る)
田んぼにレンゲを植えちゅうき、
たつくったら
いかん。(田んぼにレンゲを植えているので、走り回ったら駄目です。)
たっすい
(頼りない、薄味)
この寿司は、酢が効いてないき、
たっすい
。(この寿司は、酢が効いてないので、味が薄い。)
たった
(飽きた)
鰹を毎日食いよったき、もう
たった
。(鰹を毎日食べていたので、もう飽きた。)
たまらん
(大変)
毎日、車で通勤も
たまらん
ろう。(毎日、車で通勤も大変でしょう。)
たまる
(保つ、長持ちする)
この包丁は頑丈に作られちゅうき、よう
たまる
。(この包丁は頑丈に作られているので、大変長持ちする。)
たまるか
(まぁ!何て事、驚嘆の意、感謝の意)
たまるか
、こんなにもろうて。(まあ!こんなに沢山頂いて。)
ためしがない
(事例がない、事実がない)
あの男は、約束の時間に来た
ためしがない
。(あの男は、約束の時間に来た事が一度もない。)
だらしゅうなって
(だるくなって)
だれこける
(疲れ果てる)
朝から走り回り、
だれこけた
。(朝から走り回り、疲れ果てた。)
だれなら
(誰だ)
この花瓶を割ったのは
誰なら
や。(この花瓶を割ったのは誰だ。)
だれまわり
(誰でもは)
この仕事は
だれまわり
できん。(この仕事は誰でもはできない。)
だれる
(疲れる)
今日は早朝から釣りに行って、
だれちゅう
。(今日は早朝から釣りに行って、疲れている。)
たる
(飽きる)
忘年会で、
たる
ばあ飲んだぜ。(忘年会で、飽きるほど十分に飲んだよ。)
たるい
(元気がない)
たるこい
(弱々しい)
だんつむ
(徹底的に追求される、困り切る)
勤めゆう会社が倒産したき、
だんつんぢゅう
。(勤めている会社が倒産したので、困り切っています。)
ちいたぁ、ちったぁ
(少しは)
ゲームばっかりせんと、
ちったぁ
勉強しいや。(ゲームばかりせずに、少しは勉強しなさい。)
ぢきに
(じきに、直ぐに)
ぢきに
済むき、待ちよって。(直ぐに済むので、待っていて。)
ちっとやそっとの
(少しぐらいの)
この大きな石は、
ちっとやそっとの
ことでは動かん。(この大きな石は、少しぐらいのことでは動かない。)
〜ちや
(念を押す様、確信を持って、間違いなく)
この川は、せばい
ちや
。(この川は、狭いです、間違いなく。)
ちゃがまる
(故障する、機械などが動作しなくなる)
高速道路で、車が
ちゃがまって
、ことうた。(高速道路で、車が故障して、酷い目にあった。)
〜ちゃう
(〜してあげる)
駅まで送っ
ちゃう
き、まっときや。(駅まで送ってあげるので、待っていてください。)
〜ちゅう
(〜している[現在完了])
あの漢字は知っ
ちゅう
。(あの漢字は知っている。)
〜ちょった
(〜していた[過去完了])
こじゃんと強い風で、洗濯もんがとん
ぢょった
。(非常に強い風で、洗濯物が飛んでいました。)
ちょんまい
(かなり小さい)
ぢんま
(爺[じい])
ちんまい
(かなり小さい)
ちんまい
箱やね。(かなり小さい箱ですね。)
ついて帰る
(押しながら帰る)
自転車を
ついて帰る
。(自転車を押しながら帰る。)
つえる
(崩れる)
石段が
つえちゅう
。(石段が崩れている。)
づく
(叱る[しかる])
悪い事して、
づかれ
よったろう?(悪い事して、叱られていたでしょう?)
つくなむ
(しゃがむ、うずくまる)
めまいがして
つくなっちょった
(めまいがして、しゃがんでいた。)
づしや
(蛹[さなぎ])
つつく
(触る)
あの箱には大事なもんが入っちゅうき、
つついたら
いかん。(あの箱には大切なものが入っているので、触れたら駄目です。)
つばえる
(騒ぎまくる、おどける)
つばかる
(浸かる、漬かる)
早う、風呂に
つばかって
温もりや。(早く、風呂に浸って温まりや。)
つばき
(唾、唾液)
つばける
(浸す)
白菜を水に
つばけちょいて
。(白菜を水に浸しておいて。)
つましい
(倹約家)
隣の嫁は
つましい
。(隣の嫁は倹約家である。)
つむ
(乗せる)
行きは電車で行くき、帰りは車に
つんで
帰ってや。(行きは電車で行くので、帰りは車に乗せて帰ってください。)
つめる
(根を詰める、〜を挟む)
パソコンの仕事を
詰めて
やったき、肩が凝った。(パソコンの仕事を根詰めてやったので、肩が凝った。)
つりくる
(吊す)
柿を
つりくる
のを手伝ってや。(柿を吊すのを手伝って頂戴。)
つんでる
(詰む、塞がる、込む)
[電車内]こりゃ、
つんぢゅう
、座れんねえ。(これは込んでいる、座れないね。)
でー
(どれ)
てがう
(からかう)
てがい
よったら怒り出すぜよ。(からかっていたら怒りだしますよ。)
てこにあわん
(手に負えない)
泣き出したら、
てこにあわん
き。(泣き出したら、手に負えない。)
てんくろう
(狡賢い、抜け目ない)
あの男は
てんくろう
やき、気をつけや。(あの男は抜け目ないので、気をつけるように。)
てんごのかあ
(悪ふざけ、駄目な事、余計な事)
てんごのかあ
しよったら、吊り橋から落ちるぞね。(悪ふざけしていたら、吊り橋から落ちますよ。)
てんごのかわ
(悪ふざけ、駄目な事、余計な事)
どいたち
(どうしても)
どいたち
、ゆうこときかん。(どうしても、言うことを聞かない。)
とうから
(早くから)
毎日、朝
とうから
出かけゆう。(毎日、朝早くから出かけている。)
とぎ
(友達、連れ、仲間)
夜道を一人で帰るき、誰ぞ
とぎ
が欲しいね。(夜道を一人で帰るので、誰か連れが欲しいね。)
どくれ
(直ぐに拗ねる人)
どくれる
(拗ねる)
ゲームに負けたき、
どくれちゅう
。(ゲームに負けたので、拗ねている。)
トゲがたつ
(トゲが刺さる)
どだい
(非常に、実に)
帰りの高速道路は、
どだい
混んじょったよ。(帰りの高速道路は、非常に混んでいたよ。)
どっさり
(沢山)
ミカンを
どっさり
もらった。(ミカンを沢山頂いた。)
とっと
(ずっと)
ボールが、
とっと
遠方に飛んだ。(ボールが、ずっと遠方に飛んだ。)
とろとろ
(沢山)
泥もつれ
(泥が付着して汚くなる。泥だらけ。)
どんばあ
(どれだけ、どの程度、どの位)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
な行・土佐方言
( )内は標準語
なやしがない
(頑固で柔軟性がない、体が硬い)
あの男は、
なやしがない
き、じきに怒り出す。(あの男は、頑固で柔軟性がないので、直ぐに怒り出す。)
なよい
(柔らかい、しなやかな)
若い竹は
なよい
き、古くて硬い竹を使いや。(若い竹は柔らかいので、古くて硬い竹を使ってください。)
なんちゃあ
(いいえ、何にも[打ち消して])
この問題は、
なんちゃあ
難しいことないき。(この問題は、何も難しいことはありません。)
なんちゃあ、なんちゃあ
[重語](どういたしまして[謙遜的に])
なんちゃならん
(何の役にも立たない)
なんてことない
(大したことでない)
なんぼか
(かなり、大量に、沢山)
鰹のタタキで
なんぼか
儲かったやろう。(鰹のタタキでかなり儲けたでしょう。)
なんぼし
(ほとんど〜ない[打ち消しに用いる])
この商品は、
なんぼし
売れていない。(この商品は、ほとんど売れていない。)
なんぼゆうたち
(いくら何でも)
なんぼゆうたち
、ここまで歩いて来たかえ。(いくら何でも、ここまで歩いて来ましたか。)
なんぼゆうたちいかんちや
(いくら何でも駄目です)
〜に
(〜のに、〜の)
にい
(兄さん)
〜にかあらん
(〜にそっくり、〜のようだ)
この子はお母さん
にかあらん
。(この子はお母さんにそっくり。)
とっと向こうに見えるのは、船
にかあらん
。(ずっと向こうに見えるのは、船のようだ。)
にの
(蓑[みの])
にようぶか
(〜する必要はない、〜する程の事はない)
あれっぱあの事で、こんな御礼
にようぶか
よ。(あの程度の事で、これほどの御礼の必要はないですよ。)
にをする
(相当沢山の収穫・漁がある)
磯へ釣りに行って、
荷をする
ばあ釣ったと。(磯へ釣りに行って、相当沢山釣ったそうです。)
ぬく
(脱ぐ)
ぬくい
(暖かい)
ぬぶ
(延びる)
ねき
(側)
火の
ねき
に寄られん。(火の側に近づいてはいけない。)
ねたばける
(寝ぼける)
ねぶたい
(眠たい)
ねぶとうなる
(眠たくなる)
ねめる
(睨む[にらむ])
先生に
ねめつけ
られた。(先生に睨みつけられた。)
〜ねや
(〜だこと、〜ですね)
こりゃ、太い鰹や
ねや
。(これは、大きな鰹ですね。)
ねや
(寝床)
ねんごう
(不都合な、無礼な、横着な)
ねんごのかあ
、
ねんごのかわ
(生意気な、偉そうな)
ねんごろ
(残らず、すっかり、全部)
のーし
(強調の意で語尾に付ける副詞)
のうがわるい
、
のうがわりい
(具合が悪い、気分が悪い)
のうがわるかった
き、今日は仕事を休んだ。(体調が悪かったので、今日は仕事を休んだ。)
のうとこ
(苗床、苗代)
のうなる
(無くなる、亡くなる)
醤油が、
のうなった
き、またこうてきてや。(醤油が、無くなったので、また買って来てください。)
昨夜9時頃、
のうなった
そうや。(昨夜9時頃、亡くなられたそうです。)
のかな
(ひょうきんな)
のける
(取り除く、移動する)
頭についている糸くず
のけて
や。(頭についている糸くず、取り除いてください。)
あの車
のけて
や。(あの車、移動してください。)
のさな
(いいかげんな)
のさな
男やき、あてにならん。(いいかげんな男なので、あてにできない。)
のす
(叩く)
のせん
(どうしようもない、納得できない)
全部売り切れたと、
のせん
ねや。(全部売り切れたそうですが、どうしようもないね。)
のっぺち
(辺り一面、そこやここやに)
のとろ
(沢山)
のぼす
(有頂天になる)
クラスで一人だけ100点満点やったき、
のぼし
ちゅう。(クラスで一人だけ100点満点やったき、有頂天になっている。)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
は行・土佐方言
( )内は標準語
〜ばあ
(ほど、ばかり、位)
この前の日曜日にゃ、たる
ばあ
寝た。(この前の日曜日には、充分に寝た。)
はしかい
(稲穂や籾殻のような物が服の中に入り、チクチク[イガイガ]する様子)
はしかい
(気性が荒い、短気な)
はしかい
男やき、困っちゅう。(気性が荒い男なので、困っています。)
はそい
(脆い[もろい])
この樹木の枝は、
はそい
き注意しいや。(この樹木の枝は、脆いので注意しなさい。)
はちきん
(男勝りな女性)
高知で、
はちきん
が3人頑張っちゅうき。(高知で、男勝りな女性が3人頑張っています。)
ばっさりいたね
(残念ですね)
生け簀から魚が逃げた言いよったね、
ばっさりいた
ね。(生け簀から魚が逃げたと言ってましたね、残念でしたね。)
ばっぽー
(あんこ入りきな粉餅)
はめ
(蝮[まむし])
はや
(もう、早くも)
はや
帰るかね、もう一寸おっていきや。(もう帰りますか、もう一寸居りなさいや。)
はらがはる
(お腹一杯、満腹になる)
ばる
([小便を]する)
ばんば
(お婆さん)
ぴー
(ジャンケンの「ちょき」の事)
ぐー、
ぴー
、ぱー(ぐー、ちょき、ぱー)
ひいとい
(一日)
ひがちになる
(集中する、夢中になる、熱中する)
ひがつよい
(心強い)
おまんが居てくれると、こじゃんと
ひがつよい
き。(貴方が居てくれると、非常に心強いです。)
ひこじる
(引きずる)
足を
ひこじって
歩きゆう。(足を引きずって歩いている。)
ひせくる
(泣きじゃくる、大声で泣き叫ぶ)
おかあがおらんようなったから、
ひせくり
ゆう。(お母さんが居なくなったので、大声で泣き叫んでいる。)
ひせる
(泣きじゃくる、大声で泣き叫ぶ)
ひだるい
(空腹な状態)
ひだるうになる
(空腹になる)
びっしり
(頻繁に)
この公園には、
びっしり
来ゆう。(この公園には、頻繁に来ている。)
ぴっと
、
びっと
(少し)
その花の苗、
びっと
分けてや。(その花の苗、少し分けてください。)
ひとへもん
(単衣[ひとえ])
ひぼ
(紐[ひも])
ひやい
(寒い、冷たい)
今日は
ひやい
日やねえ。(今日は寒い日ですね。)
ひょうげ
(ひょうきんな人)
びんずる
、
びんづる
(怒る、均衡を失う)
ひんじょのかあ
(わがまま、無理難題)
ひんじょのかあ
言いよったら、なんちゃーないぞね。(わがまま言っていると、何もありません。)
ひんのむ
(一気に飲み込む)
薬が飲みにくかったら、水と一緒に
ひんのみ
や。(薬が飲みにくい場合は、水と一緒に一気に飲み込んでください。)
ふきまくる
(吹き荒れる、強烈に吹く)
海上で、北東の風が
吹きまくった
。(海上で、北東の風が吹き荒れた。)
ふしくず
(鰹等の削り節)
ふたふたする
(動悸がする)
ふたる
(捨てられる、落とし物がある)
道にハンカチが
ふたっちょった
が、誰のがぜよ。(道にハンカチが落ちていたが、誰のものでしょうか。)
ふてる
(捨てる)
ふつくろ
(懐[ふところ])
ふとる
(子供が成長する様)
この前までちんまかったに、いつのまにか
ふとった
ねー。(この前まで小さかったのに、いつの間にか大きくなったね。)
ぶにがある
(福運がある)
この子はこんまい時から
ぶにがある
。(この子は小さな時から福運がある。)
ぶらくる
(ぶら下がる)
こんまいじぶんに、木に
ぶらくって
遊んだ。(子供の頃に、木にぶら下がって遊んだ。)
へこい
(ずるい)
その手は、
へこい
やり方やね。(その手は、ずるいやり方やね。)
へごな
、
へごーな
(粗末、悪い、意地が悪い、意地汚い)
器量の
へごな
蜜柑やけど、なかなか旨いぞね。(器量の悪い蜜柑ですが、なかなか旨いですよ。)
そんな
へごな
事しなや。(そんな意地の悪い事しないでください。)
へこすい
(ずるい)
へこすい
方法で勝った。(ずるい方法で勝った。)
へち
(間違い、脇、反対)
べろ
(舌)
へんしも
(早急に、直ぐに、急いで)
へんしも
来てや、子供が流されゆう。(早急に来てください、子供が流されています。)
ほうくる
(投げ捨てる、そのままの状態にしておく)
あの大きな石は動かんき、
ほうくっちょこう
か。(あの大きな石は動かないので、そのままにしておこうか。)
ほうげる
、
ほげる
(戯ける[おどける]、調子に乗る)
一寸、
ほげちゃあ
せんかよ。(一寸、調子に乗っていませんか。)
ほがな
(良く戯ける人)
ほけ
(湯気)
ほこる
(埃がたつ)
ほこる
から、掃除しゆう前へ来られん。(埃が立つから、掃除している前方に来てはいけない。)
ぼしきる
(ぶった切る、打っ手切る、叩き切る)
樹の枝が道路にまぎっちゅうき、柄鎌(えがま)で
ぼしきっちょいて
。(樹の枝が道路に邪魔になっているので、柄鎌でぶった切っておいてください。)
ほたえる
(騒ぐ)
この場所で
ほたえた
らいかん。(この場所で騒いでは駄目です。)
ほたくる
(放置する、投げ捨てる)
無い、無いと思うて探しよったら、こんな所に
ほたくられちゅう
。(無い、無いと思い探していたら、こんな所に投げ捨てられている。)
ぼっちり
(丁度、ぴったり)
先日買った服は、
ぼっちり
のサイズやった。(先日買った服は、丁度のサイズでした。)
ほとびる
(水分を含んでふやける)
ほら
(会話の途中や最後に入れて、賛同・同意を促す)
ぼる
、
ぼれる
(漏る、漏れる)
このバケツは、水が
ぼる
き、使えんぞね。(このバケツは、水が漏るので、使えないですよ。)
ほろせ
(蕁麻疹、発疹)
ぼんと
(一切、全て、皆)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
ま行・土佐方言
( )内は標準語
まーり
(鞠[まり])
まい
(眉、繭)
まえがきれる
(リーダーシップがとれる)
あの男は、
前が切れる
き。(あの男は、リーダーシップがとれる。)
まえがきれん
(リーダーシップがとれない)
あの男は、
前が切れん
。(あの男は、リーダーシップがとれない。)
まぎる
(邪魔になる)
車が
まぎっちゅう
き、通れん。(車が邪魔になって、通れない。)
まける
(溢れる、こぼれる)
あんまり入れたら、
まける
ぜよ。(沢山注いだら、溢れますよ。)
まける
(かぶれる、皮膚に炎症を起こす)
山でウルシに
まけた
もんや。(山でウルシに触れて、皮膚に炎症が起きているのですね。)
まっこと
(本当に[強調語])
この木目は、
まっこと
綺麗なのう。(この木目は、本当に綺麗ですね。)
まどろこしい
、
まどろっこしい
(動作が遅くて待ちきれない様子)
まどろっこしい
ね、自分でやった方が早い。(動作が遅くて待ちきれないね、自分でやった方が早い。)
みぞい
(短い)
みてる
(亡くなる、品切れになる、使い切る)
昨夜
みてた
と。(昨夜亡くなったそうです。)
醤油を買いに行ったが、
みててた
。( 醤油を買いに行ったが、品切れになっていた。)
みんずく
(見ないで)
実物を
みんずく
ゆうたちいかん。(実物を見ないで言っても駄目です。)
みょうぶ
(屏風[びょうぶ])
むえき
(無駄、益がない。「むえきむえき」と語を重ね、他人の言動を制する場合などに使う)
そんなことしたち、
むえきむえき
。(そんな事をしても、無駄だよ。)
むかれん
(向いてはいけない)
向こう
むかれん
、絶壁で脚が震えるき。(向こうを向いてはいけない、絶壁で脚が震えるので。)
むりむっちゃく
(無理矢理)
サイズが異なるので、
むりむっちゃく
やってもいかん。(サイズが異なるので、無理矢理やっても駄目です。)
めくそばあ
(ほんの少しばかり)
貯金は、
めくそばあ
しか増えてない。(貯金は、ほんの少ししか増えていない。)
めっそ
(あまり、それほど)
めっそ
大した事やないき、また今度電話する。(あまり大した事ではないので、また今度電話する。)
めった
(弱った、参った)
めった
よ、話がもつれこんでしもうた。(弱ったね、話が複雑になってしまった。)
めぼう
(ものもらい、瞼など目の周りの急性炎症)
めんどい
(恥ずかしい)
その恰好じゃ、人に
めんどい
。(その恰好では、他人に恥ずかしい。)
もがる
(しつこく粘る)
相手が
もがって
、なかなか話が進まん。(相手が執拗に粘り、なかなか話が進まない。)
もぎ
(麦)
もくう
(巻きつく。絡まる。)
〜もつれ
(〜だらけ、〜まみれ)
野良猫同士が大喧嘩して、血
もつれ
になっちゅう。(野良猫同士が大喧嘩して、血まみれになっている。)
もんた
(帰った)
渋滞で遅うなったけんど、今
もんた
き。(渋滞で遅くなったが、今帰ってきました。)
もんてくる
(帰ってくる)
もんもん
(斑点、斑模様)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
や行・土佐方言
( )内は標準語
〜や
(語尾に付けて命令口調)
はようしい
や
、後がつかえちゅうぞね。(早くしなさい、後に何人も待っているから。)
やかましい
(うるさい、騒々しい)
やかましい
き、一寸だまっっちょりや。(うるさいので、一寸静かにしてください。)
〜やき
(〜なので)
冬
やき
、洗濯もんがなかなか乾かん。(冬なので、洗濯物がなかなか乾かない。)
やくざな
(乱雑な)
やしべる
(軽蔑する)
人を
やしべちゃ
ーせんかよ。(人を軽蔑してませんか。)
〜やち
(〜でも)
誰
やち
、いにたいわ。(誰でも、帰りたいよ。)
やま
(麻緒、麻糸)
やまった
(しまった)
やまった
、自転車のタイヤがパンクしちゅう。(しまった、自転車のタイヤがパンクしている。)
やもす
(恥ずかしがり屋、人見知りする子供)
あの子は、
やもす
で直ぐ泣くので、あんまり見られん。(あの子は、かなり人見知りするので、あまり見ないように。)
やられた
(負けた、負かされた)
やりこい
(柔らかい)
歯が悪うなったき、
やりこい
物しか食えん。(歯が悪くなったので、柔らかい物しか食べられない。)
やりすえられた
(完敗、徹底的に負かされた、やり込められた。)
やりまくる
(徹底して行う)
大会に備えて、拳玉の練習を
やりまくった
。(大会に備えて、拳玉の練習を徹底しておこなった。)
やれん
(やってられない、我慢できない)
あんなに朝から晩まで怒鳴られたら、
やれん
。(あんなに朝から晩まで怒鳴られたら、やってられない。)
やんだ
、
やんがて
(やがて)
この雲行きでは、
やんだ
[
やんがて
]雨になるね。(この雲行きでは、やがて雨になるね。)
〜ゆう
(〜している[現在進行])
何し
ゆう
がー、こんな所で。(何をしているのですか、こんな所で。)
ゆうたち
(言っても、又は 呆れた様子)
なんぼ
ゆうたち
、歩いてかえったかよ。(呆れたね、歩いて帰りましたか。)
なんぼ
ゆうたち
、ゆうこときかん。(いくら言っても、言うことを聞こうとしない。)
ゆうたちいかんちや
(言っても無益ですよ)
あの人には、
ゆうたちいかんちや
、やめとき、やめとき。(あの人には、言っても無駄(無益)ですよ、止めておきなさい、止めておきなさい。)
ゆるり
(炉[火を燃やしたり香をたく器具])
〜よ
(語尾に付けて“言い聞かせる”様子)
ここに座っちょり
よ
、いごいたらいかんぞね。(ここに座ってなさい、動いたら駄目ですよ。)
よう
(たびたび、頻繁に)
学校の帰りに
よう
寄ったね。(学校の帰りに、たびたび寄ったね。)
ようけ
(多く、沢山)
ようだい
(余計なこと)
ようだい
ばっかりゆうて、ちっとも帰ってこんぜ。(余計な事ばかり話して、なかなか帰って来ないです。)
ようたんぼ
、
よたんぼ
(酔っぱらい)
ようたんぼ
には、とりあわれん。(酔っぱらいには、関わってはいけない。)
ようばん
(〜の必要はない、〜は不要)
お礼には
ようばん
。(お礼の必要はありません。)
よくとしい、よくどうしい、よくどしい、よくな
(欲が深い)
そんな
よくどしい
事言いよったらバチがあたるぞね。(そのような欲の深い事言っていたら神罰が下りますよ。)
よけ
(多く、沢山)
今年は枇杷が
よけ
なっちゅう。(今年は枇杷が沢山生っている。)
〜よった
(〜していた[過去進行])
車で帰り
よった
ら、猪におうた。(車で帰っていた時に、猪に出会った。)
よっぽど
、
よっぽと
(余程)
よっぽど
美味しいもんやね、あれだけびっしり買いに来るとは。(余程美味しいものですね、あれだけ頻繁に買いに来るとは。)
よばれ
(寝小便)
〜よる
(〜している)
えいこで遊び
よる
かね。(良い子で遊んでいますか。)
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
ら行,わ行,を行・土佐方言
( )内は標準語
〜ろう
(〜であろう[推量])
だれた
ろう
、ゆっくり休みや。(疲れたでしょう、ゆっくり休んでください。)
〜ら
(語尾に付けて“複数”を表現)
おまん
ら
に聞きやせん。(あなた方に聞いてはいない。)
〜らす
(〜させる)
泣きよったら、味噌を食べ
らす
ぞね。(泣いていたら、味噌を食べさせるよ。)
らつしがない
(乱雑)
〜られん
(〜してはいけない[否定の意味])
そんなわりい事せ
られん
。(そのような悪い事をしてはいけません。)
らんぽう
(ランプ)
りぐる
(念を入れる、丁寧に、理屈で責める)
この建物は、なかなか
りぐっちゅう
ね。(この建物は、なかなか念を入れて造っていますね。)
あの男に、
りぐられた
。(あの男に、理屈で責められた。)
れんぼう
(電報)
〜れん
(〜してはいけない[否定の意味])
棒でたたか
れん
。(棒で叩いてはいけない。)
ろうがよ
(〜でしょう)
早朝からの肉体労働やったき、だれた
ろうがよ
。(早朝からの肉体労働であったので、疲れたでしょう。)
ろりろりする
、
ろいろいする
(落ち着きがなく、うろたえる様子)
今日は子供の受験やき、朝から
ろりろりしゆう
。(今日は子供の受験ですので、朝から落ち着かない。)
わやにすな
(馬鹿にするな)
人を年寄りやと思うて、
わやにすな
。そればあのこたあ、できらや。(人を年寄りやと思って、馬鹿にするな。その程度の事は、出来ますよ。)
わやにする
(馬鹿にする)
わりゃ
(君、お前、貴様)
わりことし
(悪餓鬼、悪さをする男の子)
○○さんとこの次男坊は、こじゃんと
わりことし
やき。(○○さんの家の次男坊は、かなりの悪餓鬼だ。)
われ
、
わえ
(君、お前、貴様)
をごる
(怒る)
をば
、
をばち
、
をばて
(鳥や獣の尾)
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